家元制度とは・・・
我々は、日本の伝統文化として世界的に高く評価されている華道・茶道・舞踊など、すべてその道の発展に心血を注いだ創始者を家元と呼んでいます。
申すまでもなく、当流も開祖の高橋雲曹師を初代の家元として、現在まで受け継がれており、今日のような発展がありました。
現在は、5代目の高橋雅雲師(静岡県)が挿花の技術を研究し、当流の発展に日夜尽力しておられます。
他流では聞きなれない言葉ですが、「華元」とは華道則天門独特の制度です。
開祖高橋雲曹師が将来の発展を考えて、大正13年(1924年)に京都の東山区の御寺・泉涌寺を「華元」と定められました。
泉涌寺山内の塔頭・法音院に華務所を置いて、当流の華階許状の事務を扱っているところから、そう呼ばれています。
泉涌寺は真言宗泉涌寺派の総本山で、京都東山三十六峰のひとつ、月輪山の麓にあり、弘法大師がこの地に草庵を結んで以来、「御寺(みてら)」と称されます。
泉涌寺山内には、天智天皇以来歴代の皇室の菩提寺として、天皇・皇后・親王のご尊牌が泰安されている霊明殿があります。
同山内法音院の境内には、泉涌寺148世龍海長老筆による開祖の石碑がひっそりと建立されています。
泉涌寺さんのパンフレットをご覧いただくと、より詳しく雰囲気がお分かりいただけます↓↓↓
2019年6月に、華道則天門の会員が研修旅行で泉涌寺さんへ。
丁寧にお迎えしていただき、大変勉強になる有意義な時間を過ごすことが出来ました。
見ごたえのある素晴らしい境内を拝見し、楽しい旅行になりました。
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